2025年9月16日、音楽評論家の湯川れい子氏(89歳)がXで発したBABYMETALに関する投稿が、瞬く間に騒動を巻き起こしました。
過去に「BABYMETALが好き」と公言していた湯川氏が、突如「水商売的」と評したことで、熱心なファンから猛反発を受けたのです。
彼女たちの「アイドルとメタルの融合」という唯一無二の魅力を、なぜベテラン評論家がそんな言葉で表現したのでしょうか?
湯川氏の発言の真相を紐解き、湯川氏の本当の思いやBABYMETALの魅力、そして騒動の真相に迫ります。
湯川れい子のBABYMETAL「水商売」発言とは?
BABYMETLが好き、と公表している私にも、ピーター•バラカンさんの意見は良く分かります。
— 湯川れい子 (@yukawareiko) September 16, 2025
人形浄瑠璃のように、3人のメンバーの後ろで音を出しているのは、姿を隠している男のミュージシャン達です。
では彼女達は何かと言ったら、綺麗、可愛い、振りが上手い。… https://t.co/bhOeIYKCFE
この発言の核心は、ベビメタの魅力を「ジェンダー的な、水商売的な評価」と評した点にあります。
湯川氏は過去にベビメタを「好き」と公言し、ボーカルのSU-METALを「カリスマ性が高い」と褒めていただけに、この「手のひら返し」的な表現が特に問題視されました。
湯川れい子のBABYMETAL「水商売」発言が騒動を起こした理由は?
BABYMETALとは?
元々はアイドルグループ「さくら学院」の部活動「重音部」としてスタート。
現在のメンバーはSU-METAL(中元すず香、ボーカル・ダンス)、MOAMETAL(菊地最愛、バックボーカル・ダンス)、MOMOMETAL(岡崎百々子、バックボーカル・ダンス)の3人。
演奏は「神バンド」と呼ばれるプロの男性ミュージシャンが担当し、ライブでは高度なパフォーマンスを支えています。
ベビメタは日本より海外での評価が高く、2014年のデビューアルバム「BABYMETAL」はBillboard 200にランクイン。
2025年8月リリースの5thアルバム「Metal Forth」は同チャートでトップ10入り。ロンドンのO2アリーナで日本人初のヘッドライナー公演を完売し、Summer SonicやGlastonburyなどの世界的フェスに出演も果たしています。
MetallicaやRed Hot Chili Peppersとの共演も!
特にSU-METALのボーカルは「カリスマ性と圧倒的歌唱力」と賞賛され、国際的なメタルシーンで「本物のメタル」として認知されています。
ファン層は多様で、アイドル時代からのファン、楽曲重視のメタルファン、海外でのブレイク後に加わった新規ファンが混在。
2025年現在、YouTubeチャンネルの登録者は200万人超、Spotifyでの月間リスナー数は約500万人に上っています。
湯川れい子の「水商売」発言が騒動を起こした理由は?
湯川れい子氏は、ベビメタを過去に「SU-METALの変えようのないカリスマ性と魅力」と高く評価していました。
しかし、2025年9月16日のX投稿では、ピーター・バラカン氏の「まがい物」批判に同調し、ベビメタの魅力を「綺麗、可愛い、振りが上手い」「ジェンダー的、水商売的」と表現。
これが「音楽的実力を無視した侮辱」とファンから猛反発を受けます。
湯川氏はベビメタの構造(神バンドが演奏、メンバーはパフォーマンスに特化)を「人形浄瑠璃」に例え、視覚的魅力に重点を置いたが、ファンはSU-METALのボーカル力やライブの完成度を重視。
「水商売」という言葉も、日本でのネガティブなニュアンス(風俗業や軽薄な芸能の連想)が問題視され、ジェンダーバイアスと受け止められました。
湯川氏の謝罪(「水商売は人気商売」「私も水商売」)は「開き直り」と見なされ、騒動をさらに悪化させることになります。
このギャップは、湯川氏の視点(1960年代から活躍するジャズ・ロック評論家の伝統的価値観)と、ベビメタの革新的なコンセプト(アイドル×メタル)の衝突によるもの。
湯川氏は「本物の音楽」を演奏技術に求め、ビジュアル重視のアイドル要素を「水商売的」と捉えましたが、ファンはベビメタ全体(音楽・パフォーマンス・コンセプト)を一体の芸術と見なしています。
世代差(89歳の湯川氏 vs. 若年層ファン)や、SNSでの言葉の拡大解釈もギャップを広げた結果になります。
湯川れい子のBABYMETAL「水商売」発言に対するSNSの反応
湯川れい子さん、BABYMETALが米国キャピトルレコードの直接契約アーティストになっているという認識がなかった模様?
— 晋 大野 (@AcYjfLPCNb75596) September 17, 2025
藤井風に学べ、だって?
BABYMETALの方が先に行ってるわ!
本当に10年前の認識で止まってるのね?
湯川れい子さんの言葉は、自分が言われたことのように傷つくね…
— ギター部 部長 (@myg69) September 17, 2025
大袈裟でなく海外のリアクション動画を1000本以上観てるんですけど(療養時期に助けられた)歌唱、ダンス、そしてもちろん楽器の各コーチがBABYMETALの何が素晴らしいか具体的に話しているのでそういう方に目を向けて行こうとおもうよ
湯川れい子さんの意見、世界中がそう思ってるみたいに書いてるけど…「ジェンダー的・水商売的評価」なんてほぼ見たことないし、そもそも10年もBABYMETALを追ってないのに、こういう普遍的な意見は失礼極まりない。
— 炭酸水のような男になりたい (@tansansui_boy) September 16, 2025
でも、イエスマンばかりじゃアーティストは廃れるから、こういう意見もありがたい。
湯川れい子氏のBABYMETAL評で世間が騒がしいが私は湯川さんを擁護する
— 1800newfunk (@newfunk) September 18, 2025
この世には多様な価値観があり自分の想いと一致しないからといって感情的に攻撃に走るのは全くもって論外
湯川氏は半世紀以上にわたり音楽業界で名を馳せてきた著名な人物
彼女の見解は何も間違った事を言っていない#BABYMETAL
湯川れい子さんのBABYMETALに「水商売」呼ばわりポスト見て怒りより哀しくなったんだけど日本の音楽評論家でこの10年のBABYMETALをマトモに見てきた人、どれくらいいるんかね。
— アラトモ氏⊿@沖縄のおじさん (@LENTHuExvkEpcn7) September 17, 2025
ベビメタファンのとジェンダーバイアスや実力無視を非難する声が多数のようですが、擁護派は「言いたい事分かる」「本当の事言えないなんて」と指摘しています。
世代差が反発を招き、謝罪の言葉も波紋を呼んでいます。
まとめ|湯川れい子はBABYMETALが好き?ジェンダー的な水商売発言の真相は?
ということで
湯川れい子氏のBABYMETAL「水商売」発言についてまとめてみました。
湯川れい子氏の「水商売」発言は、BABYMETALのユニークな魅力(アイドルとメタルの融合)と、昔ながらの音楽観のズレを浮き彫りにしました。
「水商売」という言葉が誤解を招き、謝罪後も波紋は広がり、Xでは騒動が続いています。
世代の違いも感じさせたこの騒動、音楽への思いとSNSの言葉の難しさを教えてくれます。
ベビメタの輝きはこれからも多くの人を惹きつけるでしょう。
ご一読ありがとうございました。
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