中学時代はサッカー部の部長を務めながら、駅伝シーズンだけ陸上部に“お邪魔”して全国制覇を成し遂げた異色の少年がいた――
それが、鈴木琉胤(すずき るい)選手です。
サッカーをメインにプレーしていた鈴木選手は、陸上部の顧問に才能を見出され、2021年の全日本中学校陸上競技選手権大会(全中)男子3000mで優勝。
8分35秒54の好タイムで千葉県勢35年ぶりの王者に輝きました。
サッカー部と陸上部の両立を認めてもらった環境で、並行して練習を重ねた結果の快挙でした。
そして高校進学を機に本格的に長距離ランナーの道を選び、今、早稲田大学でさらなる飛躍を目指す鈴木琉胤選手は、ルーキーイヤーの第102回箱根駅伝で衝撃のデビューを果たしました。
往路4区を任され、1時間00分01秒の日本人最高記録で区間賞を獲得。
区間記録にあと1秒と迫る歴代2位の快走でチームを2位に押し上げ、大学駅伝界に鮮烈なインパクトを残しました。
その原点は、中学・高校時代のグラウンドにあります。
このブログでは、鈴木選手の中学・高校時代の軌跡をたどりながら、“サッカー少年が日本トップランナーになるまで”の物語をお届けします。
どうぞ最後までお楽しみください!
鈴木琉胤(すずきるい)プロフィール!身長176㎝で現在の年齢19歳!

鈴木琉胤プロフィール
生年月日:2006年4月19日(2026年1月現在、19歳)
出身地:千葉県松戸市
身長:176㎝
血液型:O型
所属:早稲田大学 スポーツ科学部 競走部(長距離ブロック)1年生
身長176cmの早稲田大学スポーツ科学部1年生(2025年度入学)で、競走部長距離ブロックに所属するスーパールーキーです。
中学時代はサッカー部に所属し、3年夏まで部長を務めるほどサッカーがメインでした。
それでも陸上部の顧問に才能を見出され、駅伝シーズンや大会時に限り陸上部としても活動する「二刀流」を実現。
高校で陸上競技に専念。
1年生の2022年から全国レベルの活躍を見せ、インターハイ1500mで6位入賞、国体少年B3000mでは8分01秒26で優勝(高校1年日本記録)、全国高校駅伝ではチームの3位入賞に貢献しました。
2年生時は仙骨疲労骨折で約4か月離脱する苦難を経験しましたが、復帰後は再び主力としてチームを支えました。
3年生の2024年はインターハイ5000mで2位(13分39秒85、日本人大會最高記録)、全国高校駅伝では花の1区を28分43秒で走り区間賞を獲得(日本人最高記録を更新)し、チームの4位入賞に大きく貢献して有終の美を飾りました。
2025年に早稲田大学へ進学すると、ルーキーイヤーからトラック・駅伝で存在感を発揮。
関東インカレ5000m2位、日本学生個人選手権5000m2位、出雲駅伝・全日本大学駅伝でも主要区間で上位の走りを見せました。
そして2026年1月2日・3日に行われた第102回箱根駅伝では、往路4区を任され、1時間00分01秒の驚異的なタイムで区間賞を獲得。
この衝撃的なデビューで、大学長距離界に鮮烈な印象を残しています。
サッカーで培った脚力とリズム感、積極的にレースを引っ張るフロントランナーのスタイル、そして「つらい時も諦めない」精神が彼の最大の武器です。
憧れは大迫傑選手で、モットーは「好きこそ物の上手なれ」。
今後は5000m・10000mでの日本記録更新、そして2028年ロサンゼルスオリンピック出場を目指しており、日本の長距離界を担う次世代エースとして大きな期待が寄せられています。
鈴木琉胤は松戸市立小金北中学校ではサッカー部と陸上部の二刀流

鈴木琉胤(すずき るい)選手の中学時代は、まさに「二刀流」の異色エピソードが光る時期でした。
千葉県松戸市立小金北中学校に通っていた鈴木選手は、基本的にはサッカー部に所属し、3年生の夏まで部長を務めるほどサッカーに打ち込んでいました。
小学校時代から所属していたサッカークラブ(カンガルーFC)での経験を活かし、中学でも友人との約束でサッカー部を選んだそうです。
一方で、走る才能は早くから目立っており、陸上部の顧問の先生に強くスカウトされました。
しかし本人が「サッカーを辞めたくない」と希望したため、特別に両立が許可される形に。
普段はサッカー部の練習を優先し、駅伝シーズンや重要な陸上大会の時期だけ陸上部(駅伝部)として活動するという珍しいスタイルで調整を続けました。
サッカー部顧問の理解も得て、大会前にはサッカー練習を休んで陸上練習に集中することもあったそうです。
この二刀流の成果が結実したのが、2021年の全日本中学校陸上競技選手権大会(全中)男子3000mです。
8分35秒54という好タイムで優勝を果たし、千葉県勢として35年ぶりの王者に輝きました。
当時まだサッカーがメインだったにもかかわらず、全国の陸上エリートたちを相手に圧倒的な強さを見せつけたのです。
この大会後には、千葉県中学選考会でさらに自己ベストを更新する8分18秒70をマーク(当時中学歴代2位)し、陸上界に大きなインパクトを残しました。
サッカーで培った脚力、リズム感、チームプレーの中で育んだ精神力が、後の長距離ランナーとしての活躍の基盤になったと言われています。
この中学時代の二刀流経験は、鈴木琉胤選手のキャリアを語る上で欠かせない、魅力的なエピソードです。

学校周辺は閑静な住宅街と畑が広がる穏やかな環境で、生徒たちはのびのびと学校生活を送っています。
制服は伝統的な学ラン(男子)とセーラー服(女子)で、校則は「小金北中8ヶ条」など独自のルールがありつつも比較的穏やか。
ほのぼのとした温かい雰囲気で、体育祭や合唱祭などの行事も生徒主体で盛り上がるのが特徴です。
部活動は非常に活発で、種類も豊富。
陸上(駅伝)、柔道、ソフトテニス、サッカー、野球、バスケットボール、吹奏楽などが特に盛んで、全国大会出場の実績を持つ部も複数あります。
グラウンドが広く、施設も比較的充実しているため、部活動に力を入れやすい環境が整っています。
地域に根ざした教育を実践し、部活動と行事を大切にする松戸市立小金北中学校は、「毎日楽しく通える学校」として地元で評判の高い中学校です。
鈴木琉胤は八千代松陰高校で陸上競技に専念

それまでサッカーを優先していた少年が、長距離ランナーとしての本格的なキャリアをスタートさせた転機の場所です。
入学直後からその才能は爆発。
1年生の2022年は、インターハイ1500mで6位入賞(3分46秒82)、国体少年B3000mでは8分01秒26をマークして優勝し、高校1年生日本記録を樹立。
さらに全国高校駅伝では4区を走り、チームを学校創立40年ぶりの3位表彰台に導く活躍を見せました。
世代トップクラスの実力をいきなり全国に知らしめた一年でした。
2年生の2023年は、仙骨疲労骨折という大きな怪我に見舞われ、約4か月間走れない苦しい時期を過ごします。
それでも復帰後は再びエースとしてチームを支え、全国高校駅伝では連続3位入賞に貢献。
挫折を乗り越える精神的な強さを身につけた時期でもありました。
そして迎えた3年生の2024年は、完全に有終の美を飾る年となりました。
インターハイ5000mでは13分39秒85の好タイムで2位に入賞し、日本人最高記録を更新。
全国高校駅伝では伝統の「花の1区」(10km)を任され、28分43秒で区間賞を獲得。
先輩の佐藤一世選手が持っていた日本人最高記録を5秒更新する圧巻の走りで、チームを4位に押し上げました。
積極的に先頭集団を引っ張るフロントランナーとしてのスタイルが確立され、観る者に強い印象を残しました。
サッカー少年から日本トップレベルの長距離ランナーへと変貌を遂げたこの時期は、彼のキャリアにおいて最も重要な基盤となったと言えるでしょう。
そしてその実績が認められ、2025年に憧れの早稲田大学競走部へ進学。
現在は大学駅伝界を席巻するスーパールーキーとして活躍を続けています。

校名は幕末の思想家・教育者である吉田松陰に由来し、文武両道を掲げて心身の鍛錬と知性・教養を育む教育を実践しています。
全体として偏差値58〜68の範囲で、千葉県内の私立高校では上位に位置づけられ、難関公立高校の併願校としても人気を集めています。
進学実績も強く、国公立大学(千葉大・筑波大など)や早慶上理・GMARCHへの合格者を多数輩出しています。
部活動が非常に盛んで、特に陸上競技部(駅伝)は全国レベルの強豪として知られ、全国高校駅伝に複数回出場。
他にも野球部(過去に甲子園出場)、サッカー部、新体操部などが全国大会の実績を誇ります。
アクセスは京成本線・東葉高速線「勝田台駅」や「八千代中央駅」からスクールバスが運行され、通学しやすい環境です。
文化祭「松陰祭」は県内最大級の規模で盛り上がり、生徒の自主性を尊重した学校生活が特徴です。
進学と部活の両立を目指す生徒に適した、文武両道の進学校と言えるでしょう。
卒業生には
上原浩治(元プロ野球選手) — MLBボストン・レッドソックスなどで活躍、ワールドシリーズMVP。
飯塚悟史(元プロ野球選手) — ヤクルトスワローズなどで投手としてプレー。
長野久義(元プロ野球選手) — 読売ジャイアンツなどで活躍。
等を輩出しています。
まとめ|鈴木琉胤の中学や高校はどこ?小金北中から八千代松陰高へ進学した長距離ランナー!
ということで
鈴木琉胤選手の中学や高校時代についてまとめてみました。
中学の二刀流、高校での本格転向、そして早稲田大学での衝撃の箱根デビュー――
鈴木琉胤選手のこれまでの歩みは、まるで物語のようです。
5000m・10000mでの日本記録挑戦、さらには2028年ロサンゼルスオリンピックでの活躍が現実的な目標として見えてきました。
積極的にレースを引っ張る走り、つらい時も諦めない精神力、そして純粋に「好きだから走る」という姿勢が、鈴木選手をさらに高いステージへ押し上げていくでしょう。
これからの鈴木琉胤の走りは、きっと多くの人をワクワクさせ、夢を与えてくれるはずです。
日本の長距離ファンとして、これからも全力で応援していきましょう。
ご一読ありがとうございました。


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