吉田幸裕 と吉田克幸──この二人の名前を聞いて、すぐに「叔父と甥」と答えられる人は、意外と少ないかもしれません。
吉田幸裕さんは、1935年創業の老舗バッグメーカー「吉田カバン(PORTER)」の4代目社長。
そして吉田克幸さんは、PORTERの名作を数多く生み出した伝説のデザイナーであり、現在は息子さんと立ち上げた「PORTER CLASSIC」のクリエイティブディレクター。
実はこのお二人、血のつながりでしっかり結ばれているのです。
正確に言えば、吉田克幸さんは吉田幸裕さんの実の叔父(お父様・吉田輝幸さんの弟)にあたります。
同じ“一針入魂”の精神を受け継ぎながら、
吉田カバン本家と分家・PORTER CLASSICという二つの道を歩む叔父と甥。
その家系図と、それぞれの役割、そして知られざるエピソードを、今回は徹底的に解説します。
「PORTERって家族経営だったの?」
「吉田克幸さんって吉田カバンにいたの?」
「あ~ちゃんの旦那さんのおじさんが、あの吉田克幸さん……?!」
そんな疑問をすべて解決する、吉田カバン創業家・完全ガイドの始まりです。
吉田カバン家系図!吉田幸裕は4代目社長で吉田克幸は叔父でデザイナー!

*写真は創業者の吉田吉蔵氏
吉田カバン家系図
吉田吉蔵(1905-1994)→創業者・1代目社長
┣━━ 吉田 滋(長男) → 2代目社長
┃
┣━━ 吉田 輝幸(次男・1946年生)
┃ └→ 3代目社長(2002-2020)→ 現・会長
┃ └→ 吉田 幸裕(長男・1984年生)
┃ → 4代目社長(2020〜現在)Perfumeあ~ちゃんの夫
┃
┗━━ 吉田 克幸(三男・1947年生)
└→ 吉田カバン伝説のデザイナー
└→ 2007年 PORTER CLASSIC設立
(息子:吉田玲雄 と共同)
同じ血筋でありながら、
幸裕さんは本家・吉田カバンを継いで世界へ
克幸さんは分家・PORTER CLASSICで芸術的な鞄を追求 伝統と革新、職人魂と遊び心──二つのPORTERを繋ぐのは、叔父と甥の絆だったんです!
吉田克幸はPORTER(ポーター)の黄金期を支えた伝説のデザイナーで現在の年齢77歳!

吉田カバンに入社してすぐに頭角を現し、1970~90年代のPORTER黄金期を牽引した、まさに“伝説”と呼ぶにふさわしい存在です。
TANKERシリーズ、UNIONシリーズ、SMOKYシリーズ、MUSKシリーズ……
今なお中古市場で高値で取引されるアイテムのほとんどが、吉田克幸氏の手によるもの。
「軍もの」「ワーク」「トラッド」を絶妙にミックスした無駄のないデザインは、当時も今も唯一無二。
1981年には、ニューヨーク・デザイナーズ・コレクティブの日本人初メンバー選出。
歴史・美術・音楽・旅先の風景まで、ありとあらゆるものからインスピレーションを引き出し、それを鞄の形に落とし込むセンスは誰も真似できません。
しかも
自分が欲しいものしか作らない
という徹底したこだわり。
流行を追わず、30~40年後に「やっぱりこれがカッコいい」と思わせるタイムレスなデザインを生み続けましたが、
60歳を過ぎて重い病気を乗り越えた後、息子・玲雄さんと2007年「PORTER CLASSIC」を設立。
「本家に残る道もあったけれど、父の自由な感性を100%発揮できる場所を作りたかった」(玲雄さん)
この“分家”という選択こそが、吉田克幸氏のクリエイティブをさらに加速させました。
今も現役77歳。
銀座のPORTER CLASSICで毎日新しいデザイン画を描き続け、職人さんたちに「ありがとう」と言い続けています。
PORTERの黄金期を知る人は誰もが口を揃えて言う──
「あの時代の鞄は、もう二度と作れない。あれは吉田克幸がいたからこそだった」と。
吉田幸裕は4代目吉田カバンの社長であ~ちゃんの夫
Perfume・あ~ちゃんの結婚相手は吉田カバンの社長 創業者の理念「一針入魂」を受け継ぐhttps://t.co/asRKjUvyTo pic.twitter.com/5gPY5c49Mv
— きらきら研修医 (@Dr_kirakiramie) November 18, 2025
慶應義塾大学卒業後、吉田カバンに入社し、工場での品質管理、企画、海外事業(イタリア4年・アメリカ1年)を経て、2020年頃に4代目社長に就任。
入社当初は現場でミシンを踏み、職人さんたちと一緒に汗を流す日々。
「一針入魂」の精神を体で覚え、素材の良し悪しを自分の目と手で確かめる姿勢は、創業家として当然の感覚だと語っています。
伝統を守るだけでなく、新素材の開発やグローバル展開に積極的。
ヨーロッパやアメリカでの経験を活かし、海外のセレクトショップや百貨店への展開を加速させています。
2025年、Perfumeのあ~ちゃんとの結婚で一般知名度も急上昇。
鞄オタクからは
若いのにとんでもなく仕事できる
真面目すぎる
と絶賛される、次世代のリーダーです。
まとめ|吉田幸裕と吉田克幸は叔父と甥!吉田カバン家系図を徹底解説!
ということで
吉田幸裕氏と吉田克幸氏、吉田カバンについてまとめてみました。
道は違えど、根底にある職人魂は完全に一致しています。
本家・吉田カバン(PORTER)は、幸裕社長のもとで世界中の人々に愛されるスタンダードを届け続け、
分家・PORTER CLASSICは、克幸&玲雄親子の手で「永遠のクールネス」を追求し続けています。
同じDNAが、形を変えて二つのブランドを輝かせる。
あなたが今日持ち歩くPORTERも、どこかで叔父と甥の魂が息づいているかもしれません。
90年近く続く吉田家の物語は、まだまだ終わりません。
これからも、二人のPORTERから目が離せません。
ご一読ありがとうございました。
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